TL;DR
人気キャバ嬢オーディションYouTube番組「LAST CALL」の初リアルイベント「LAST CALL COLLECTION 2026」が2026年6月28日に開催されましたが、目玉のランウェイ中止とチケット全額返金という異例の事態に発展しました。発端は番組審査員のゆいぴすが糖尿病治療薬「マンジャロ」のダイエット目的使用を番組内で推奨し大炎上。出資者の溝口勇児氏と、ゆいぴすの後援者であった「青汁王子」こと三崎優太氏がSNS上で全面対立。翌日には暴露系アカウントからの脅迫も重なり、計4名が出演辞退する事態となりました。
LAST CALL COLLECTION 2026 ってどんなイベント?
LAST CALLは、実業家の溝口勇児氏(41歳)とROLANDがMCを務めるYouTube番組。国内初のスターキャバ嬢オーディション番組として知られ、YouTube含む関連動画の累計再生数は10億回を突破。主に女性を中心に絶大な人気を集めています。
LAST CALL COLLECTION 2026は、この番組が初めて開催する大型リアルイベント。2026年6月28日(日)に東京・お台場のTOYOTA ARENA TOKYOで開催予定でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | LAST CALL COLLECTION 2026 |
| 開催日 | 2026年6月28日(日) |
| 会場 | TOYOTA ARENA TOKYO(東京・お台場) |
| MC | 溝口勇児、ROLAND |
| チケット | VVIP ¥100,000 / VIP ¥50,000 / SS ¥30,000 / S ¥5,000 |
| 規模 | 7,000人規模 |
目玉企画は、番組で選出された人気キャバ嬢「クイーン」たちによるランウェイ。VVIP席は10万円という高額チケットも販売されていました。
発端:ゆいぴす「マンジャロ打ちな」発言炎上
騒動の発端は2026年5月24日に公開されたYouTube番組「LAST CALL」の第25回。
審査員を務める人気キャバ嬢のゆいぴす(24歳、登録者数22万人)が、番組内で挑戦者に対して以下のような発言をしました。
「マンジャロ打ちな? こうなれますから」
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は本来、2型糖尿病の治療薬。しかし食欲減退の副作用があり、糖尿病と診断されていない人がダイエット目的で使用するケースが相次いで問題視されています。
さらにゆいぴすは、溝口氏が出資するマンジャロのオンライン処方サービス「diet beauty(ダイエットビューティー)」のアンバサダーを務めており、「1カ月で5キロ痩せた」と自身の経験をアピール。医療用医薬品の適応外使用を一般人が公の場で推奨したことに対し、医療従事者を含め批判が殺到しました。
東京都からの警告と摘発
5月28日、東京都薬務課の公式アカウントが「医薬品であるマンジャロを許可等なく販売等することは医薬品医療機器等法に違反します。直ちに販売を中止して下さい」と投稿。さらに6月1日には、マンジャロを無許可で販売していた大学生ら男女3人が大阪府警により摘発されるなど、事態は深刻化。
時系列:ゆいぴす炎上から全額返金まで
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 5月24日 | LAST CALL第25回でゆいぴすが「マンジャロ打ちな?」発言。炎上開始 |
| 5月28日 | 東京都薬務課がマンジャロ販売中止を警告 |
| 6月1日 | ゆいぴすがイベント参加を辞退 |
| 6月3日 | ゆいぴすがXで18分間の謝罪動画を公開。アンバサダー辞退とインフルエンサー活動休止を発表 |
| 6月3日 | 溝口勇児氏も謝罪。「責任はおれや運営サイドにあります」 |
| 6月4日 | てんちむ(160万フォロワー)がゆいぴすの謝罪を引用し、責任を負うべき人は別にいると指摘 |
| 6月8日 | 三崎優太氏(元青汁王子、118万フォロワー)がYouTubeで溝口氏批判を展開 |
| 6月24日 | 三崎氏がサナエトークン対応会議の音声をXで公開。溝口氏との全面対立が表面化 |
| 6月25日 | ゆいぴすがXに「早く逮捕されろよ。ゴミ。」と投稿後、削除 |
| 6月26日 | 溝口氏がゆいぴすに直接確認。「おれを指した投稿ではない」と判明 |
| 6月28日 | LAST CALL COLLECTION 2026開催当日。ランウェー中止と全額返金を発表 |
青汁王子vs溝口勇児:実業家同士の泥仕合
騒動が単なる「炎上事件」からSNS上の全面戦争に発展したのは、三崎優太氏(元青汁王子)の参戦が決定打でした。
てんちむの「意味深」投稿
ゆいぴすの謝罪翌日の6月4日、三崎氏の妻で人気YouTuberのてんちむ(160万フォロワー)が、ゆいぴすの謝罪投稿を引用し次のように投稿。
「ゆいぴすちゃんより責任とるべき人たちいると思うんですけど」
名指しは避けつつも、出資者である溝口氏への批判と受け取られ、SNSで大きな波紋を呼びました。
三崎優太の暴露配信
6月24日、三崎氏はYouTubeでサナエトークン(高市早苗首相の名を冠した暗号資産)をめぐる対応会議の音声を公開。会議の中で溝口氏が発したとされる発言を暴露し、ビジネス上の対立が一気に表面化しました。
さらに三崎氏は「ゆいぴすの件もそうだった」と、マンジャロ騒動における溝口氏の責任も追及。西川貴教氏も「SNSや配信で夫婦で印象操作を続けるやり方には失望しています」と投稿し、三崎氏が「お前が無能だからこうなるんだろ犬が」と反応するなど、参戦者が増えて泥仕合の様相を呈しました。
溝口勇児の4時間反論
翌6月26日の深夜、溝口氏はXスペースで約4時間にわたる配信を実施。三崎氏の主張に対し「半分は印象操作」と反発する一方、最もこたえたのは「ゆいぴすの件」だったと吐露。三崎氏に公開されたLINEのスクリーンショットについては「信じたのにな」と傷心を語り、「24歳の女の子に言ったことは、俺が大人げなかった」と謝罪しました。
開催当日:ランウェー中止と全額返金
6月28日、TOYOTA ARENA TOKYOで「LAST CALL COLLECTION 2026」が開催。
当日になって溝口氏は、目玉企画のランウェイ中止を突如発表。理由は以下の通りです。
「暴露系アカウントから、『イベントでランウェイを歩いたら、出演者のクイーン(審査員)の暴露をする』と脅されています」
さらに出演を見合わせたクイーンもいることを明かしました。
計4名が出演辞退
開催前夜から当日にかけて、計4名のキャストが出演を見合わせました。
- 明日花キララ - 運営側の不誠実な対応(名前を間違えた台本、リハーサル未通知)を理由に辞退
- 桃瀬ともも - 当日になって出演見合わせを発表
- その他2名 - 体調不良や諸般の事情
明日花キララは、辞退後に溝口氏から直接謝罪のLINEを受けたことを報告。LINEのスクリーンショットを公開しました。
異例の全額返金
ランウェイ中止に加え、運営は来場者全員を対象にチケット代の全額返金を発表しました。VVIP席10万円、VIP席5万円のチケットも対象となるため、莫大な返金額になるとみられます。
溝口氏は「今日来れなくなってしまった4名を除く全レジェンドクイーンが総集結する公開収録や写真撮影会や各種イベントなど、その他のコンテンツは予定通り開催します」とし、他のコンテンツは通常通り行われました。
ネットの反応
SNS上では、この一連の騒動に対して厳しくなる声が支配的です。
「女の子たちを駒としか思っていないのが伝わってくる」
「明日花キララさんの件といい、完全に運営が黒」
「これで10万円のVVIP席を売っていたのか」
「暴露系から脅されてランウェー中止とか、運営の問題じゃね?」
一方、イベントに足を運んだ来場者からは「他のコンテンツは楽しかった」「キャストのパフォーマンスは素晴らしかった」という肯定的な声もあり、完全に悪いだけという評価ではありません。
ゆいぴす「マンジャロ炎上」の法的側面
本件は単なるSNS炎上ではなく、医薬品医療機器等法に抵触する可能性があることが指摘されています。
マンジャロは2型糖尿病の治療薬であり、適応外使用のオンライン処方や宣伝は法に違反するおそれがあります。6月1日には大阪府警がマンジャロの違法販売で初の摘発者を出しており、厚労省の上野厚労労働大臣も「法違反には厳正に対処」と発言。
ゆいぴすが務めていたアンバサダーのオンラインクリニック「diet beauty」の公式サイトは閉鎖されており、サービス自体が立ち消えになっている状況です。
まとめ:SNS時代のインフルエンサー炎上の教訓
LAST CALL COLLECTION 2026の全額返金騒動は、単なるエンタメニュースではなく、SNS時代のインフルエンサー活動が抱える問題を凝縮した事件です。
- 影響力の責任: 22万人のフォロワーを持つインフルエンサーが医療用医薬品を安易に推奨した影響は計り知れない
- ビジネスと個人の境界: 出資者・MC・キャストの関係がSNS上で個人的な泥仕合に発展
- リスク管理の甘さ: 7,000人規模のイベント開催当日にランウェー中止という最悪のシナリオ
- 法的コンプライアンス: 薬機法に抵触する可能性のあるサービスへの関与
今後、三崎氏と溝口氏の対立がさらにエスカレートするのか、事態の収拾に向かうのか。SNS時代のインフルエンサー経済の先行きを示す事例として注目されます。
よくある質問(FAQ)
Q: LAST CALL COLLECTION 2026は中止になったのですか?
ランウェイのみ中止され、他のコンテンツ(公開収録、写真撮影会など)は予定通り開催されました。また、来場者全員に対しチケット代の全額返金が行われました。
Q: ゆいぴすは今も活動しているですか?
2026年6月3日にインフルエンサー活動の休止を発表しています。本業であるキャバクラ以外の活動は当分休止の見込みです。
Q: マンジャロとは何ですか?
2型糖尿病の治療薬(一般名:チルゼパチド)です。食欲減退の副作用があり、糖尿病でない人がダイエット目的で使用するケースが問題視されています。
Q: 溝口勇児氏と三崎優太氏の対立の原因は?
主に2つの軸があります。1つはサナエトークン(暗号資産)をめぐるビジネス上の対立。もう1つはゆいぴすのマンジャロ炎上における責任の所在をめぐる論争です。
Q: 明日花キララはなぜ出演を辞退した?
運営側の不誠実な対応が理由です。名前を間違えた台本が送られたこと、リハーサルへの呼び出しがなかったこと、運営責任者からの説明や謝罪が一切なかったことが挙げられています。
Q: チケットは全額返金されるのですか?
はい、溝口氏が来場者全員を対象にチケット代の全額返金を発表しました。VVIP席10万円も対象です。
参考文献
- スポニチ: 「溝口勇児氏『LAST CALL』ランウエーの中止を突如発表『暴露系から脅されています』」(2026年6月28日)
- イザ!: 「LAST CALLコレクション、桃瀬ともも出演見合わせで計4名に 異例の『全額返金』発表」(2026年6月28日)
- ORICON NEWS: 「マンジャロ騒動 広告出演キャバ嬢&溝口勇児氏が謝罪」(2026年6月4日)
- スポニチ: 「ゆいぴす謝罪、マンジャロ炎上 溝口勇児氏元カノが突く矛盾」(2026年6月8日)
- 東スポWEB: 「溝口勇児氏 ゆいぴすの『早く逮捕されろよ』投稿で本人に確認」(2026年6月26日)
- ユーチュラ: 「溝口勇児、三崎優太の暴露配信に4時間反論」(2026年6月27日)
- プレスリリース: 「LAST CALL COLLECTION 2026開催決定」(2026年5月31日)