GEZANのボーカル、マヒトゥ・ザ・ピーポーが性加害を認め謝罪し、バンドは活動休止を発表した。 2026年3月に日本武道館で8000人を動員したばかりのバンドが、わずか4ヶ月後に活動停止という衝撃的な事態になった。
2026年7月29日、オルタナティブロックバンド「GEZAN」は公式サイトとX(旧Twitter)を更新し、ボーカルのマヒトゥ・ザ・ピーポーによる性加害事案を公表した。自身のXアカウントでも経緯を詳しく説明し、謝罪している。
GEZANとはどんなバンドなのか
GEZAN(ゲザン) は2009年に大阪で結成された4人組オルタナティブロックバンド。旧名は「下山」。現在のメンバーは以下の4人。
- マヒトゥ・ザ・ピーポー - ボーカル
- イーグル・タカ
- ヤクモア
- 石原ロスカル
反戦・反差別・社会的弱者の共生をテーマにした楽曲や活動で知られ、自主レーベル「十三月」や自主企画フェス「全感覚祭」を軸に活動してきた。2012年のフジロックフェスティバル新人公募ステージ出演をきっかけに注目を集め、以降は多くのライブや音楽フェスに出演。2026年3月14日には**日本武道館単独公演「独炎」**を開催し、8000人を動員した。
性加害の経緯 - 何が起きたのか
事案の概要
マヒトゥ・ザ・ピーポー本人が自身のXで明らかにした内容によると、性加害行為は2026年5月下旬に発生した。被害者の女性は泥酔状態で、正常な判断ができない状況だったという。
マヒトゥは以下の要素を認めている。
- 高圧的な態度や相手との力関係の不均衡さによって被害者をコントロールしたこと
- 女性蔑視、人権侵害、暴力性が常態化していたこと
- 今回の件に限らず、過去にも同様の問題があったこと
公式発表の内容
GEZANの公式サイトには「GEZANよりお詫びと一定期間活動休止のお知らせ」と題した声明が掲載された。声明の中でバンドは「被害者の方に多大な苦痛と傷を負わせてしまいました」と謝罪し、被害者への対応を最優先として協議を進め、バンド活動を一定期間休止することを決定したと発表した。
7月14日には全公演中止も
実はGEZANは7月14日に、今後開催を予定していたライブの全公演中止と、出演予定だったイベントへの全出演キャンセルを発表していた。性加害事案が明らかになる前の段階で既に公演キャンセルが続いていたことから、事案の発覚時期や内部対応の経緯にも注目が集まっている。
SNS反応 - 「活動休止では不十分」が優勢
批判の声
SNS上では、GEZANへの厳しい反応が多数確認されている。
- 「活動休止では不十分。解散が妥当」 - バンド復帰への否定的な意見が目立つ
- 「反戦・反差別を掲げていたのに」という矛盾への批判 - 社会的弱者の擁護を掲げるバンドの性加害に対する憤り
- 高市首相への暴言との整合性 - 2025年11月に高市早苗首相を「バカ」と批判して炎上した人物が性加害を犯したという皮肉
摩擦の構図
GEZANはこれまで反戦・反差別を掲げ、人道支援を目的とした楽曲をリリースし、社会的弱者の目線に立って様々な活動やメッセージを発信してきた。その裏で自分の欲求を満たすために非人道的な行為を繰り返していたことが明らかになったことに対する怒りは大きい。
一部には、被害者への二次加害を避け、誠実な対応を求める声や、詳細な自己告発を一定評価する意見もあるが、全体として厳しい反応が優勢だ。
過去の炎上 - 高市首相への暴言
2025年11月、マヒトゥはXで高市早苗首相に対して「マジでシンプルになんでこんなバカが国のトップなの? センス磨いてやるからGEZANの武道館こいよ。前売りかいとくから」と投稿し、大きな炎上を引き起こした。後に謝罪するも、この発言が政治的な注目を集めるきっかけとなった。
音楽シーンへの影響
中止されたイベント
性加害事案の発覚後、以下のイベントが中止・キャンセルとなった。
| イベント | 状態 |
|---|---|
| ライブツアーアンコール公演 | 中止 |
| RISING SUN ROCK FESTIVAL 2026 in EZO | 出演キャンセル |
| 氣志團万博2026 - 房総爆音リゾート - | 出演キャンセル |
| その他出演予定イベント | 全てキャンセル |
武道館公演からの転落
2026年3月14日に開催された**日本武道館単独公演「独炎」**は、GEZANにとって最大の金字塔となった。50公演にも及ぶ全国ツアー「47+TOUR 集炎」で47都道府県+中国・上海をめぐり、その集大成として武道館で8000人のファンを前にした。音楽業界の不祥事としては、音楽クリエイターのYu逮捕(不同意性交容疑)や、DIR EN GREYのTikTok広告停止なども2026年7月に話題になっている。
そのわずか4ヶ月後に性加害が発覚し活動休止という事態は、音楽シーンにも大きな衝撃を与えた。
GEZANの功績と問題
音楽活動
- 2009年 大阪で結成
- 2012年 フジロックフェスティバル新人公募ステージ出演
- 自主レーベル「十三月」設立
- 自主企画フェス「全感覚祭」開催
- 2026年3月 日本武道館単独公演「独炎」(8000人動員)
社会的活動
反戦・反差別・人道支援をテーマにした楽曲制作や、社会的弱者の擁護を掲げた活動を行ってきた。しかし、その理念と実際の行動の乖離が今回の事態で浮き彫りになった。
今後の見通し
現在、被害者への対応を最優先として協議が進められている。バンドとしての活動再開は極めて困難というのがファンや業界の見方だ。解散を求める声も多く、活動休止期間の延長や正式な解散発表もあり得る。
GEZANは反戦・反差別を掲げてきたバンドだったからこそ、今回の事態に対する批判は厳しく、音楽シーンにおける信頼回復は容易ではない。
よくある質問(FAQ)
GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーは何をしたのか?
2026年5月下旬、泥酔状態の女性に対し、高圧的な態度や力関係の不均衡を利用して性加害を行った。本人がX上で経緯を説明し、女性蔑視・人権侵害・暴力性が常態化していたことを認めて謝罪した。
GEZANは解散したのか?
現時点で正式な解散発表はない。バンドは「一定期間の活動休止」を発表し、被害者への対応を最優先として協議を進めている。SNS上では解散を求める声が多数ある。
武道館公演はいつ行われたのか?
2026年3月14日に日本武道館で単独公演「独炎」が開催され、8000人を動員した。性加害発覚からわずか4ヶ月前の出来事だ。
中止になったイベントはあるのか?
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2026 in EZO、氣志團万博2026、ライブツアーアンコール公演など、出演予定だった全てのイベントが中止・キャンセルとなっている。
マヒトゥは過去にも炎上しているのか?
2025年11月にXで高市早苗首相を「バカ」と批判する投稿を行い、大きな炎上を引き起こした。後に謝罪している。
GEZANはどんなバンドなのか?
2009年大阪結成の4人組オルタナティブロックバンド。反戦・反差別・社会的弱者の共生をテーマにした楽曲で知られ、自主レーベル「十三月」やフェス「全感覚祭」を運営。2026年3月に武道館公演を成功させた。
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